管理会計って言うけれど

私は簿記検定二級の資格?を持っている。

しかし、営業職および現場の運営をつかさどる業務を担っているため

簿記二級のスキルがそれ程生かされてはいない。

しかし、管理会計といった概念?があるらしい。

簿記二級の勉強をしていて、今更難だけどさ

ねっとで調べたら、あ~やったわ原価計算

ってな感じだった

 

さてさて、管理会計

 

財務会計と対をなす概念で、財務会計は外向き、管理会計は内向きとざっくりいうとこんな感じになる。

 

管理会計を導入する目的は経営者からグループ管理者(自社でいうマネージャーといわれる職種か?)の為のデータで、管理会計によって導き出された数値は企業活動の分析や次の一手を打つ際の指標となる。

 

正直、管理会計を導入しなくても設けは出るし、有効な次の一手も打てる。

感覚で商売なんてどうにかなるのである。

ただし、いわゆるドンブリ運営はそれをつかさどる個人の力量に大きく左右される。

また、会社単位の企業活動~事業所単位の企業活動と単位が小さくなるにつれてその個人の力量や経験はレベルが低くなるはずで、またその管理者の交代も末端に行くにつれて頻繁に行われる。

すると、末端における現状の分析や管理手法、販促の進め方等で安定した運営が難しくなってくる。

その直属の上司などがしっかりと管理していれば、そんなことは起きないと思われるかもしれないが、その上司様の管理範囲がおおきくなるにつれて見れる深度はどんどん浅くなり、上司様が管理しきれない状況が出来上がってくる。

企業の土台となる現場が不安定になれば、企業もまた不安定になり、衰退がはじまるのである。

また、現場単位の状況を把握しきれていないと徐々に危機的要因が大きくなり築いた時には取返しのつかない状況に陥ることも少なくない。

私にも経験があり、請求漏れが一年近くたまり最終的に期末にプラス200万程度の請求を立てて、取引先にこっぴどく叱られた。

上記は現場ごとのキャッシュフローが視覚化されていれば防げた事象だがそれを

確認するのは私だけであった為にこのような事態に陥った。

 

例としてはあまりにレベルの低いミスだが、現場に投入される責任者が入社一年~二年の新入社員に毛が生えた程度の事はよくあり、そういったレベルの低いミスを起こしてしまうのも経験が浅く、全てを把握しきれていない人員だったりする。

 

上記の問題が起こり、二年近くが経つが同じミスが先日私の部署で起こった。

二年前とは違う部署に所属しているが、400万円ちかくの未回収金が半年放置されていた。

しかし、だれも悪くない。

まず、直属の管理者は管理能力が低くそれに気が付かなかった。

また直属の上司様はそんな細かいところまで見る余裕など無い。

じゃ、だれが悪いのか。

システムが悪いのだ

管理会計のシステムを導入していれば未回収金の可視化が可能になる。

なんて、管理会計上記のような事例で語ることは管理会計の本質を語るに程遠いのだが、実際の事例がこれなんだからしょうがない。

とりあえず、そのシステムを作製しよう。