手書きの戦略論「人を動かす」7つのコミュニケーション 磯部光毅 NO3

ポジショニング論

 

長い

 

この章について書くことが多すぎて(知らないことが多すぎて)お勉強になる反面、次の本に関してまとめができないですよ

感謝感謝

 

で、ポジショニング論

 

ポジショニングの目的は競合との差をつけること

差によって優位にマーケティングを進めましょうって事です

その基本の考え方となる、「ファイブフォース分析」ってやつのお話

ポーターさんが提唱する分析です

それは以下の通り、三つの内部的要因と二つの外部的要因からなります。

内部的要因

1 売り手の交渉力:供給源の売り手に対して交渉力を高めないとコストが高くなる

2 買い手の交渉力:どこにでもある商品は価格競争に発展するから、売価が安くなる

3 競争相手の数:競争相手が多いとシェアの割合は低くなり、収益性が落ちる

外部的要因

4 新規参入障壁:弱小でも参加できるマーケットはやっぱり敵が多くなる

5 代替品の脅威:新しい技術はマーケットの商品指向をひっくり返す

要は障壁の高いブルーオーシャンで勝負しろってことなのかな?

そんなん誰でも知っとるわ!

 

って言いたくなるけど、体系的に上記の五つの要因を知っているだけで、自社の弱み強みも見えてくるわけで、丁寧に自社製品ってか自社を精査すると今あるものをどのように売ればいいかが見えて来る様な気がする。

一人の営業マンができることは、いかに顧客へ商品(自社)をアピールできるかって事に尽きるわけで、あなたが経営者なら営業マンの為にファイブフォースを上手く構築してあげてほしい。

で、私は営業マンだから、ファイブフォースの構築(構築?)なんかできないから、いかに相対的な他社とのズレや違いを「価値」として売り込めるかがカギなんだね、きっと

 

「価値」・・・ポジショニングされている自社もしくは自社の商品

 

あくまでここでいうポジショニングの大事な点は、お客さんの「認識」であって、それにベネフィットがついて来ればいいわけで。

顧客に認識されている、認識させたポジショニングと商品がずれているとそれは詐欺になっちゃいますね。

悪い言い方ですけど、詐欺のビジネスモデルはポジショニングの最前線である訳で、ある意味では営業手法としては片側的ですが、すごいですよね。

でも、その逆もありきで自社の信用(ポジショニング)がしっかりしていれば、商品の1パーセントが、期待する価値とずれていても信用はそれほど崩れないのもまた真なりってやつですよ

 

この小悪党め!!!

 

まいいや

 

で、まとめとしては

ファイブフォース分析をして、相対的な違いや得意点などの、ポジショニングに使えるものを最大限に利用して、自社商品を魅力的に見せることがマーケティングでのポジショニングでは大事なことですよって事かな?

ちなみに、経営者、商品開発、マーケターでポジショニングのターゲットは微妙に違うようです。

 

経営者は「会社」をポジショニングし

商品開発は「商品」をポジショニングし

マーケターは「認識」をポジショニング

 

するようです

 

つづく