手書きの戦略論「人を動かす」7つのコミュニケーション 磯部光毅

マーケティング戦略をコミュニケーションを基点に解説している本

フィリップ・コトラーさんが提唱した「STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)」が有名らしいです。

なんだか、この分類は知っている気がしていたけど、実際は知らないよね。

こんな風に体系化されているのは助かる。

で、何それ?

S セグメンテーション 市場細分化 市場をどう切り分けるか

T ターゲティング 標的の選定 どの市場を狙うか(誰を狙うか)

P ポジショニング 競争優位競合との相対的な位置取りをどうするか

の略がSTP見たいです。

へー

で、車市場を例にとると

S コンパクト ミニバン SUV など車型による分割をしよう

T ミニバン市場に参入しよう。子育てママを狙おう

P 競合より室内空間と使い勝手の良さが売りだから「子育てが楽になる車」と位置づけよう

てな感じに説明しているけど、なんだか腑に落ちない

S 不動産屋の中で駐輪場をやろう

T 駐輪場を利用する人でも高級車にのる防犯意識の高い人を狙おう

P 他社より優位性のある有人管理の駐輪場をやろう

のほうがしっくり来るか来ないかはあなた次第。

というのはどうでもよくて

このマーケティングの理論?の先にあるのがコミュニケーションマーケティングで、その事について書いてあるのが本書

なぜ、いまコミュニケーション戦略なのかは、一昔前は商品ありきのお客さんだったのが、お客さんありきの商品になっているから、要は商品を選び放題でかつ商品に関する情報は買わなくてもある程度分かってしまうから。

意味が分からなければ、アマゾンレビューや価格ドットコムのレビューを見れば一目瞭然。

30レビューくらいあって、星が一個じゃ買わないもんね

でも、星が四個で500レビューあったら疑わしいね

ややこしくなってきたけどそんな感じの本書、まだ20ページしか読んでないよ

つづく